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コミティア147に行ってみた

  • 執筆者の写真: アニメーション研究会 東京造形大学
    アニメーション研究会 東京造形大学
  • 2024年3月24日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年3月28日

その昔、芸大の卒展で、伝説的な短編アニメを発表した、syo5さん。



芸大のプロジェクターで、この作品を見て、絵がまったく描けない私は、そうだ、芸大行こう! とまったく無茶・無謀な夢を見た。


そして敗れた。都度3回。


そのsyo5さんが、卒業制作のワークフローを紹介する同人誌を頒布するとのこと。




冗談はこの辺にして。


syo5さんの同人誌によると、あの独特なルックは、TVpaintで作画、Photoshopで仕上げと仮の撮影、それをAfter Effectsで再現する、というワークフローだそうだ。




名前は知っている。TV paint。


作画の先生が『ガンダム 水星の魔女』の2期EDの作画の一部はTV paintを使ったんだよ〜と仰っていた。たぶんこの辺。




通常のTVシリーズのワークフローだとクリーンナップする際に線をニ値化する。だから原画マンが筆圧のあるペンで作画しても、それが完成画面に現れることは(通常の場合は)ない。


しかし、一部のアニメのOPやEDでは、様子が違うらしい。予算があるので、通常のワークフローとはちょっと違って、アニメ作家が原画・動画・仕上げ・撮影までやってしまうこともある。たぶん。そうすると、誰もが同じように動かせるように均一な線を引く必要がなくなって、筆圧の強弱がある(まるで漫画のような)線でアニメーションすることが可能だ。


TV paintはそんな要望に強く応えてくれる。


なんでか理由は忘れた。確か、そういうのがCLIP STUDIO PAINT EX(アニメ研で使っているアプリ)と違ってやりやすい、そんな話を、授業でしていた(気がする)。スタジオで言えば、コロリドはTV paintを使っているそうだ。


いよいよ重い腰をあげて、TV paint触ってみるかぁ、と思う今日この頃。


ちなみに造形大生は無料で使えるらしい


執筆者:秋山

 
 
 

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